April 30, 2004

スイミング・プール

女流ミステリー作家のサラは、出版社の社長ジョンに勧められ
彼の南仏の別荘でしばらく過ごすことにした。
絶好の環境で仕事もはかどるはずが、突然現れたジョンの娘
ジュリーの気ままな振る舞いで台無しに。
苛立ちながらもジュリーの行動が気になって仕方ないサラ。
覗き見を重ねるうちに創作意欲を刺激され、彼女ともうまくやれる
ようになってきた矢先、スイミング・プールで殺人事件が起こる...

というわけで試写会に行ってきた。
南仏のゆったり感、プールの輝き、リュディヴィーヌ・サニエの惜しげもない
裸にまずは視覚で満足。ストーリーも惹かれるものがある。
あとは残された謎をどうするか... 観た人は教えてください。
★★★☆

April 29, 2004

オール・アバウト・マイ・マザー

最愛の息子を亡くしたシングルマザーが、
彼の父親に会うために、かつて過ごしたバルセロナに向かう。
そこで描かれるさまざまな女性(含オカマ)の生き様。

当時レンタル開始された頃に一度観たのだが、
途中でウトウト... 感想はといえば、"退屈"だった。
ほんとバカだったよなー、こんなに良い作品なのに。

いろんな賞を取っている映画を観て、「よく分からない」と思ったら、
その映画よりも自分の未熟さを疑ってみるべきだ。
ただし、アカデミー賞は除きます。
★★★★

April 27, 2004

秋吉敏子

今日の報道ステーションに秋吉敏子さんが出ていた。
実績あるビッグバンドを昨年解散し、74歳にしてソロに戻るという。
とにかくやりたいから、とすごく楽しそうだった。
そういう人生っていいな〜。
ぼくなんて、好きなことをして生きてるフリをしてるけど
いつも自分の人生に疑問ばかりだ。
四十にして惑わずにいられるか心配。
と、秋吉さんのトリオを聴こうしたらCDが見あたらない...
↓これなんだけど、どこにしまったかなぁ。

April 24, 2004

JING CHI

ひさびさに友人とBlueNoteへ。

Vinnie Colaiuta(ds)
Robben Ford(g,vo)
Jimmy Haslip(b)
David Goldblatt(key)
スペシャル・ゲスト Michael Landau(g)

アルバムも出してるものの、こりゃセッションだー。
代わり映えのしない曲・ソロが続いてちょっと退屈。
アンコールのハスリップの変態ソロでようやく救われる。
まあ、11年半ぶりの出演というカリウタを見られただけ良しとしよう。
その後、近場の"うすけぼー"で飲んで帰宅。

April 23, 2004

Xtraガイドブック

半年ほど前に執筆をはじめた本が今日発売になる。詳しくはこちら
原稿を書いていて、改めてDirectorって面白いなーと思った。
「Directorって何ができるの?」といわれると困るレベルだ。
「Directorって何ができないの?」のほうが早いかも知れない。
何はともあれ、ぼくがいろんな本に助けられているように、
この本が誰かの役に立って欲しい。
つまり、その〜... 買ってください(^_^;;;

April 21, 2004

アモーレス・ペロス

以前DVDで観て良かったので、CATVにて再度鑑賞。
闘犬で稼いで、兄嫁と駆け落ちを計画する若者。
交通事故のせいで一気にスターダムから転落するモデル。
過去に犯した出来事のため、浮浪者のような生活を送る老人。
それぞれの行く末がオムニバス形式で描かれるのだけど、
カラーの異なる3組みのエピソードが巧みに絡んでいるのが面白い。
これはいい映画です。
★★★★

April 19, 2004

CQ

1969年のパリ。2001年を舞台にしたSF映画の撮影が進んでいた。
観客ウケする映画にしたいプロデューサーは、
自分の信念を表現したい監督ともめ、クビにしてしまう。
編集に携わっていたポールに代理監督をやるチャンスが...

レトロフューチャーな映像&サウンドのシャレた映画で、
そこだけ見てもそこそこ楽しめると思う。
特に「ドラゴンフライ」役の美女は超セクシー。
その裏で、代理監督ポールの成長ぶりがきちんと描かれてる。
たぶん、ポールはローマン・コッポラ自身じゃないかな。
周りから求められるものと自分が作りたいものとの間で悩み、
クリアしたときに一皮剥けてるという、ありがちなパターンだけど
ぼくはコレ好きです。
★★★☆

April 18, 2004

ゲームサウンドミュージアム

Nendoのblogで知ったのだけどゲームサウンドミュージアムという
いわゆる食玩が発売されるらしい。調べたら、ひと月も前に発表されてた。

今まで食玩って興味なかったけど、これは見たら買っちゃうなぁ。
なにせ、かつては8ビットパソコンのPSG音源(その後FM音源)を
VisualでないBASICという超高級言語で巧みに操り
ゲームミュージックを奏でさせてはほくそ笑むひきこもりっぷりだった。

ひきこもりバンザイ。

April 17, 2004

愛してる、愛してない...

アメリのオドレイ・トトゥ主演のラブストーリー。だと思ってたら違った。
タイトルで引いてしまっていたのだけど、見てみるものだ。
実際はサスペンス仕立てのストーカーもので、これがなかなか楽しめる。
「ハリウッドから早くもリメイク権の申し込みが殺到している」のも納得。
ところでフランスでもこういった問題は多いのだろうか...
みなさんも危なそうな人には誤解を与えぬよう、気を付けてください。
オドレイ・トトゥは良くも悪くも危ないイメージ定着。

★★☆☆

April 12, 2004

MyIE2

IEを滅ぼすスーパーブラウザと紹介されてる。
「数あるブラウザの中で最高のルックスだと思う」とのことで
ちらっと見てみたけど、どこがそうなのか分からなかった。
まあ、そのうち試してみよう。

どっちにしてもWindows用のアプリは肌が合わないことが多い。
使う前から億劫なイメージを醸すインターフェースのせいだと思う。
そろそろその辺の重要性に気づいてください。

April 11, 2004

存在の耐えられない軽さ

女性にだらしない脳外科医トマシュと、それを承知で付き合ってる
画家のサビーナ。ちょっとしたきっかけでトマシュのもとに押しかけ
結婚してしまうカメラマン志望のテレーザ。
プラハの春のチェコを舞台に、三人の生き方が描かれる。

登場人物それぞれのキャラクター、微妙な心理を通して
軽く生きる、重く生きるというのはどういうことか考えさせられる。
なんだかんだ言って、三人とも重く生きていくのだけど
共産主義においては皆軽い存在に過ぎないのが切ない。
ちょっと長いけど、三人の関係が素敵な良い映画でした。
★★★☆

April 09, 2004

過去のない男

暴漢にボコボコにされ記憶喪失になった男が、
下層労働者に助けられ、コンテナ生活をはじめる。
彼らとの生活にも慣れ、恋をし、気力が出てきたところで
ひょんなことから自分の身元が判明する...

淡々とした登場人物、少ないけど気の利いたセリフなどは
以前観た「浮雲」と共通するけど、こちらは明るいイメージだった。
意外とテンポがよく笑えるシーンも多くて、最後まで楽しめた。
(クレイジーケンバンドの曲まで使われてます)
とにかく人生は前進するしかないんですね。
★★★☆

April 08, 2004

PDFを書き出すXtra

PDFCreator Xtraというのを試すも、日本語フォントの設定でつまずく。
マニュアルをきちんと読めば分かるかもしれないけど
今日は気分が乗らないなぁ。また今度にしよう。

April 07, 2004

Movable Type 3.0

シックス・アパートが Movable Type 3.0 の説明会を実施したそうだ。
[ シックス・アパート、「Movable Type 3.0」の新機能説明会 ]

新機能としてスパムコメント対策が搭載されたらしいけど、
ちょっとコメントするためだけにサインインするのは微妙だな。
深刻な人は深刻なんだろうけど...
そもそもうちなんて、スパムロボットにすら見られていない(^^;;

ちなみに「シックス・アパート」とは Movable Type の生みの親、
Trott夫妻の誕生日が6日離れてるってのが由来なんだよね。
我が家はゼロ・アパート。つまり夫婦まったく同じ誕生日なのでした。

April 06, 2004

バグかよ

FlashMX、MX2004には、スクリプトを編集しても
保存時に反映されないというバグがあるんだって。
さっき知った。[ FLASH-JP.COMのスレッド ]

ぼくはこれを体験しておきながら、バグと気づかなかった。
さっき書き替えたスクリプトが一部だけ元にもどってる。
単に「あれ〜?」と思ってもういちど直すこと2、3回。
同じ名前の新旧ファイルをいじっていたせいもあるけど、気づけよ。>自分

April 05, 2004

生年月日

有名人の誕生日とか命日とかのデータベースがある。
Catalysis 〜ストローワラの情報交差点〜
ぼくは誰と同じ誕生日だろう。
シルベスター・スタローン(ラジー賞常連)、
ジョージ・ブッシュ(世界的アホ)...
あまりうれしくありませんでした。

関係ないけどテコンドーの岡本選手よかったね。頑張ってください。

April 04, 2004

アバウト・ア・ボーイ

親の作った歌の印税で暮らす空っぽな男が、
家庭に問題のある少年と出会って変わっていく。
ハナから想像してたとおり、良い意味でありきたりの映画。
妙な思考をめぐらす必要もなく、ほのぼのできた。
テンポもよく適度に笑えて、後味のいいストーリーでした。
★★☆☆

散歩する惑星

ストーリーが有るような無いような、非常に説明しにくい作品。
とにかく言えることは「構想20年・撮影4年をかけて創り上げた大作。
CGは一切使用せず。」という宣伝文句は全く意味がない。

どこかの惑星(地球としか言いようがないけど..)を舞台に、
登場人物それぞれに起こる出来事がゆるいテンポで描かれてゆく。
みんな逃げ出したいことから逃げ出せない、死んでも死にきれない。
そのひとつひとつがシュールで、ニヤリとした笑いを誘うのだが、
監督がCM界の巨匠というだけにアート的だし、かなり観る人を選ぶ。
ぼくは選ばれなかったようです。
★★☆☆

と書いた後、実はあらゆるシーンがアタマから離れません。
まんまとハメられたのでしょうか。
気になる方は観てみてください。

April 03, 2004

HTML間で変数受け渡し

HTMLをまたいで変数を受け渡すには、
・CGIをつかう
・cookieをつかう
・親フレームに設定した変数をみんなで参照する
というような方法があるかと思います。

でも、どれも使えないときに「何とかしてよ」と言われた場合、
JavaScript だけで何とかできます。
移動時に、URLのおしりに ?xxx=a とつけてジャンプさせ、
飛び先で location.href などから?以降を取り出すのです。
うちのおかんがそう言ってました。

またMacIEにやられる

substr も slice も開始位置に負の指定が効きません。
a.substr(-2); としたい場合は、a.substr(a.length-2); で
お願いします。ゲイツに代わって謝ります。ホントすみません。
つぎは土下座ですよ。

April 02, 2004

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

冤罪で死刑宣告を受けた大学教授が、
死刑の前の3日間、女性記者のインタビューに事の経緯を語る。
単なるサスペンス映画としても十分に楽しめたが、
冤罪、死刑問題に対する問題提起も十分に感じ取れた。
ボーナス・トラックの監督インタビューで語られている通りの映画だ。
個人的にはかなりヒットです。
★★★★

April 01, 2004

僕たちのアナ・バナナ

なかなかいい話なのに、邦題が外してやしないか。
このタイトルで観客を逃したかも知れない。
原題は「Keeping the Faith」で、信仰をモチーフに
信頼とか愛とか、大袈裟にいえば人生について、描かれていた。
単なる三角関係のラブコメディにとどまってないと思う。
それにしてもエドワード・ノートンは観る映画ごとに
全然違った人物に見える。すごいなー。
ちなみにアナは知る人ぞ知る、ダーマです。
★★★☆

笑っていいとも

昨日のテレフォンショッキングは井川遥だったけど、
「じゃお友達を」と言われたときに「エーッ」って言われなかった。
あれって誰でも言われるじゃん。
今日の荒戸源次郎のほうが、どんな人かよく知らないと
思うんだけど、それでも言われてたのに。

これは余程のことだ。
井川遥のことが少し気になり始めました。