April 11, 2004

存在の耐えられない軽さ

女性にだらしない脳外科医トマシュと、それを承知で付き合ってる
画家のサビーナ。ちょっとしたきっかけでトマシュのもとに押しかけ
結婚してしまうカメラマン志望のテレーザ。
プラハの春のチェコを舞台に、三人の生き方が描かれる。

登場人物それぞれのキャラクター、微妙な心理を通して
軽く生きる、重く生きるというのはどういうことか考えさせられる。
なんだかんだ言って、三人とも重く生きていくのだけど
共産主義においては皆軽い存在に過ぎないのが切ない。
ちょっと長いけど、三人の関係が素敵な良い映画でした。
★★★☆

April 11, 2004 11:53 PM
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