ReadRegString

概要: baReadRegStringはWindowsのレジストリからストリングを取得します。

シンタックス: Result = baReadRegString( KeyName, ValueName, Default, Branch )

パラメータ: #string, #string, #string, #string
KeyName キーの名前。
ValueName 値の名前。16bit版では無視されます。
Default キーや値が存在しなかったときに返されるストリングを指定します。
Branch 操作するレジストリのメインキー。下記のいずれかになります。
 "HKEY_CLASSES_ROOT"
 "HKEY_CURRENT_USER"
 "HKEY_LOCAL_MACHINE"
 "HKEY_USERS"
 "HKEY_CURRENT_USER"
 "HKEY_DYN_DATA"
16bit版ではHKEY_CLASSES_ROOTのみアクセスできます。Branchの設定は無視されます。

戻り値: #string
KeyNameの値のデータを返します。KeyNameが存在しない場合はDefaultに設定したストリングを返します。

例: Name = baReadRegString( "Courses\Computers\101", "CurrentUser", "Error", "HKEY_CLASSES_ROOT" )

ノート: レジストリの設定情報は各キーとサブキーで構成されています。Windowsのファイルシステムにおけるディレクトリとサブディレクトリの関係のようなものです。さらに32bitWindowsのレジストリには値があります。これはキーをディレクトリと想定した場合のファイルに相当するものと考えればよいでしょう。これら値は16bit環境では利用できません。パラメータValueNameは無視されます。

32bit環境で各キーの(標準)の値を取得したいときはパラメータValueNameに空のストリングを指定してください。

当ファンクションは16bit環境ではレジストリのメインキーHKEY_CLASSES_ROOT内にあるサブキーのみから値を取得することができます。

Windows 3.1ではKeyNameにスペースを含むことはできません。

当ファンクションは最大2000文字を返します。

関連項目: baWriteRegString
baReadRegNumber
baWriteRegNumber
baReadRegBinary
baWriteRegBinary
baReadRegMulti
baWriteRegMulti
baDeleteReg
baRegKeyList
baRegValueList