Sleep

概要: baSleepはDirectorプログラムの呼出しを一時停止します。

シンタックス: baSleep( milliSecs )

パラメータ:

#integer
milliSecs 休止させる時間をミリ秒で指定します。

戻り値:

なし

例: baSleep( 200 )

ノート: このファンクションは、他のプログラムに対してより多くの処理時間をまわすことができるようDirectorの優先度を’低下させる’のに最も効果的です。例えばMPEGムービーの再生中などです。exitFrameハンドラのようなループの中でこのファンクションを呼び出せば、Directorにマウスクリック等のイベント処理を続けさせながら他のプロセスに実行する機会を与えることができます。数値が大きいほど他のプログラムに時間を与えることができますが、Directorのレスポンスは遅くなっていきます。はじめは50から200の間の数値で試すのが良いでしょう。
このファンクションは16bitでも利用可能ですが、16bit Windowsのマルチタスク機能の限界により効果も限られたものになります。