ReadRegMulti

概要: baReadRegMultiはWindowsのレジストリから複数文字列を取得します。

シンタックス: Result = baReadRegMulti( KeyName, ValueName, Default, Branch )

パラメータ: #string, #string, #string, #string
KeyName キーの名前。
ValueName 値の名前。
Default キーや値が存在しなかったときに返されるストリングを指定します。
Branch 操作するレジストリのメインキー。下記のいずれかになります。
 "HKEY_CLASSES_ROOT"
 "HKEY_CURRENT_USER"
 "HKEY_LOCAL_MACHINE"
 "HKEY_USERS"
 "HKEY_CURRENT_USER"
 "HKEY_DYN_DATA"

戻り値:

#list
KeyNameに保存されている複数の文字列の入ったリストを返します。サブキーや値が存在しない場合の戻り値はDefaultに設定したストリングのみを含むリストとなります。

例: data = baReadRegMulti( "Courses\Computers", "Data", "error, "HKEY_CLASSES_ROOT" )

ノート: 当ファンクションは16bit環境では動作しません。16bitのレジストリは複数文字列を持つことはできません。16bitで使用した場合は常にDefaultに設定した値を返します。

レジストリの複数文字列エントリーは連続した文字列から成ります。

戻り値はそれらの文字列が入ったリストです。例:

["date", "20011121, "time", "231823" ]

キーが存在しないときはDefaultのストリングを含むだけのリストを返します。例:

["error"]

レジストリの設定情報は各キーとサブキーで構成されています。Windowsのファイルシステムにおけるディレクトリとサブディレクトリの関係のようなものです。さらに32bitWindowsのレジストリには値があります。これはキーをディレクトリと想定した場合のファイルに相当するものと考えればよいでしょう。

関連項目: baReadRegString
baWriteRegString
baReadRegNumber
baWriteRegNumber
baReadRegBinary
baWriteRegBinary
baWriteRegMulti
baDeleteReg
baRegKeyList
baRegValueList