FindWindow

概要: baFindWindowはウィンドウのハンドルを返します。取得したハンドルは、ウィンドウを扱うその他のファンクションで使用することができます。

シンタックス: Result = baFindWindow( Class, Title )

パラメータ: #string, #string
Class ウィンドウのクラス名。
Title ウィンドウのキャプション内のテキスト。
パラメータはどちらか一方、または両方を指定することができます。一方のパラメータが空白の場合は他方のみを使ってウィンドウの検索をします。

戻り値: #integer
ウィンドウハンドルを返します。ウィンドウが見つからなかった場合は0を返します。

例: WinHandle = baFindWindow( "" , "Calculator" )

ノート: ウィンドウハンドルとはWindowsがウィンドウを識別するのに使用する番号です。すべてのウィンドウが固有のハンドルを持っています。このハンドルを利用してウィンドウを手前に移動したり、閉じたりといった操作をすることができます。
またすべてのウィンドウにクラス名があります。これはプログラマが割り当てたもので、クラス名を利用して特定のウィンドウを見つけることができます。例えば、MS Wordのメインウィンドウのクラスは"OpusApp"です。したがってbaFindWindow( "OpusApp", "" )を使えばWordのウィンドウハンドルを取得することができます。
ウィンドウのキャプションで使われているテキストが分かっている場合は、それを使ってウィンドウを探すことも可能です。例えばbaFindWindow( "" , "Notepad - mydoc.txt" )という指定ができます。

関連項目: baWindowList
baGetWindow