SysFolder

概要: baSysFolderはWindowsの特別なディレクトリの位置を取得します。

シンタックス: Result = baSysFolder( Folder )

パラメータ: #string
Folder 取得するフォルダの名前。以下のいずれか一つを指定します。
"windows" Windowsフォルダを返します
"system" システムフォルダ
"system16" 16bitファイル用システムフォルダ
"system32" 32bitファイル用システムフォルダ
"temp" 一時ファイル用フォルダ
"current" カレントのDOSディレクトリ

加えて32bit版では下記のフォルダも取得可能です。
"desktop" デスクトップフォルダ
"common desktop" すべてのユーザの共通デスクトップフォルダ
"groups" スタート メニューのプログラムフォルダ
"common groups" すべてのユーザの共通プログラムフォルダ
"start menu" スタート メニューフォルダ
"common start menu" すべてのユーザの共通スタート メニューフォルダ
"personal マイ ドキュメントフォルダ
"favorites" お気に入りフォルダ
"startup" プログラムのスタートアップフォルダ
"common startup" すべてのユーザのスタートアップフォルダ
"recent" 履歴フォルダ
"sendto" 送るフォルダ
"network" NetHoodフォルダ(マイネットワーク内のリンクオブジェクトを
含むファイルシステムフォルダ)
"fonts" フォントフォルダ
"shellnew" テンプレートフォルダ
"program files" Program Filesフォルダ
"common files" Program FilesのCommon Filesフォルダ


戻り値: #string
指定したフォルダのパスを返します。

例: WinDir = baSysFolder( "windows" )

ノート: 戻り値のストリングは最後に"\"が付きます。
"system16"オプションと"system32"オプションはWindows NT用です。その他のバージョンのWindowsでは"system"と同じ値を返します。これらのオプションを使って16bitの実行ファイルはwindows\system32フォルダを取得することができ、32bitの実行ファイルはwindows\systemフォルダを取得することができます。

上記のフォルダだけでなく、特別なフォルダの番号で渡すことも可能です。これらの番号はWindows Platform SDKの ShlObj.h ヘッダファイルにリストされています。例えば、baSysFolder( "33" )と指定すればCookiesフォルダを取得することができます。番号で指定した場合、SHGetSpecialFolderLocation API のコールに直接渡されます。