CopyFile

概要:

baCopyFileはファイルをコピーします。

シンタックス: Result = baCopyFile( SourceFile , DestFile , Overwrite )

パラメータ: #string, #string, #string
SourceFile コピーするファイル。
DestFile コピー先の名前。
Overwrite 上書処理の方法を指定します。次のいずれかとなります。
 "Always" 常にファイルをコピーします。
 "IfNewer" SourceFileDestFileより新しい場合にコピーします。
 "IfNotExist" DestFileが予め存在しない場合のみコピーします。

戻り値:

#integer
コピーに成功した場合は0を、そうでない場合は以下のいずれかになります。
 1 コピー元ファイルの名前が無効である
 2 コピー先ファイルの名前が無効である
 3 コピー元ファイルの読み込み中にエラーが発生した
 4 コピー先ファイルの書き込み中にエラーが発生した
 5 コピー先ファイルに必要なディレクトリの作成ができなかった
 6 コピー先ファイルが存在している
 7 コピー先ファイルがコピー元ファイルより新しい

例: OK = baCopyFile( "c:\data\student.dat" , "c:\data\backup\student.dat" , "IfNewer" )

ノート: デフォルトでは、既存の読み込み専用ファイルは上書きしません。しかし"Always"オプションと"
IfNewer" オプションに"+"を追加すると(例 "Always+" あるいは "IfNewer+")読み込み専用ファイルであっても上書きされます。

戻り値6(コピー先ファイルが存在している)はパラメータOverwriteに"IfNotExist"を指定した場合のみ返されます。
戻り値7(コピー先ファイルがコピー元ファイルより新しい )はパラメータOverwriteに"IfNewer"を指定した場合のみ返されます。その他の戻り値はすべてのOverwriteオプションに対して返されます。
"IfNewer"オプションは次のように機能します:2つのファイルが内部にバージョン番号を持つ場合は、その番号を利用して比較します。そうでない場合は2つのファイルの作成日時で比較します。
DestFileはコピー先のフォルダ名だけではなく、ファイルの名前まで含めて指定してください。
16bitバージョンではシステムファイルや隠しファイルはコピーされませんが、32bitバージョンでは可能です。16bitバージョンでは隠しファイルをコピーしようとした場合は1を返します。
新しいファイルはアーカイブ属性のついた読み取り専用ではないファイルになります。

関連項目: baCopyXFiles
baXCopy