TempFileName

概要:

baTempFileNameは確実に存在しない一時ファイルの名前を返します。

シンタックス: Result = baTempFileName( Prefix )

パラメータ: #string
Prefix ファイル名を生成する際に使用する3文字までのストリング。

戻り値:

#string
パスを含むファイル名を返します。

例: FileName = TempFileName( "gaz" )

ノート: 16bit環境でのファイル名は、パス名、チルダ"~" に続く先頭文字、4桁の数字、拡張子".tmp"で構成されます。例:"c:\temp\~gaz1257.tmp"。ファイルそのものは作成されません。

32bit環境でのファイル名は、パス名に続いて先頭文字、数字、拡張子".tmp"で構成されます。例:"c:\temp\gaz12453.tmp"。その名前の空のファイルが作成されます。

ファンクションbaTempFileNameは次のように一時ファイルのパスを取得します。

16 bit:  1 .環境変数TEMPに指定されているパス
2. TEMPが定義されていない場合は最初のハードディスクのルートディレクトリ

32 bit:  1. 環境変数TMPに指定されているパス
2. TMPが定義されていない場合は環境変数TEMPに指定されているパス
3. TMP、TEMPともに定義されていない場合はカレントディレクトリ

このファンクションで返される名前を使用して作成されたファイルは、Windowsをシャットダウンしても自動的には削除されません。