Shell

概要: baShellはファイルを実行します。

シンタックス: Result = baShell( Operation, Filename, Args, WorkDir, State )

パラメータ: #string, #string, #string, #string, #string
Operation ファイルで実行するアクション。
Filename ショートカットのリンク先。
Args 使用したいコマンドライン引数。
WorkDir 作業フォルダ。
State プログラムを起動するときの状態。

戻り値:

#integer
エラーコードを返します。エラーが発生した場合は32よりも小さな値になります。
以下のエラーが考えられます。

0 システムのメモリが不足している。
2 ファイルが見つからない。
3 パスが見つからない。
5 共有またはネットワーク保護エラーが発生した。
6 ライブラリが個々のタスクに分かれたデータセグメントを必要とする。
8 アプリケーションの起動に必要なメモリが不足している。
10 Windowsのバージョンが正しくない。
11 実行ファイルが無効である。Windowsアプリケーションでないか.EXEイメージにエラーがある。
12 アプリケーションが異なるOS向けに作られている。
13 アプリケーションがMS-DOS 4.0向けに作られている。
14 実行ファイルの形式が不明である。
15 リアルモード用のアプリケーション(初期のWindows向けに開発されたもの)をロードしようとした。
16 読み取り専用になっていない複数のデータセグメントを持つ実行ファイルの2番目のインスタンスをロードしようとした。
19 圧縮された実行ファイルをロードしようとした。ロード前に解凍されている必要がある。
20 DLLが無効である。アプリケーションの実行に必要なDLLに破損しているものがある。
21 アプリケーションの実行に32bit拡張命令が必要である。
26 共有違反が発生した。
27 ファイルの関連付けが不完全かまたは無効である。
29 DDE通信が失敗した。
30 他のDDEプロセスが通信中だったので、DDE通信が完了できなかった。
31 指定したファイルに関連づけられたアプリケーションが見つからなかった。

例: ok = baShell( "open", "c:\windows\notepad.exe", "myfile.txt" , "", "normal" )
ok = baShell( "edit", "myfile.htm" , "", "", "normal" )


ノート: 書類、プログラムファイルのどちらも実行することができます。書類を開く場合はパラメータArgsは無視されます。パラメータOperationは書類タイプに登録されたどのようなアクションでも指定できます。最も一般的なものは'open' と 'print' です。指定したアクションが書類に登録されていない場合は31を返します。プログラムファイルを開く場合は'open' アクションのみ動作します。

関連項目: baOpenFile
baPrintFile
baRunProgram