XCopy
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概要: |
baXCopyはワイルドカード照合を使って,2つのフォルダ間でサブディレクトリまで含めて複数ファイルをコピーします。 |
シンタックス: | Result = baXCopy( SourceDir , DestDir
, FileSpec , Overwrite,
MakeDir ) |
パラメータ: | #string, #string, #string, #string, #integer SourceDir コピー元となるフォルダ。 DestDir コピー先となるフォルダ。 FileSpec どのようなファイルをコピーするか指定します。 Overwrite 上書処理の方法を指定します。下記のいずれかとなります。 "Always" 常にファイルをコピーします。 "IfNewer" コピー元ファイルがコピー先ファイルより新しい場合にコピーします。 "IfNotExist" コピー先ファイルが予め存在しない場合のみコピーします。 MakeDir trueを指定すると空の状態でもディレクトリを作成します。 |
戻り値: |
#integer |
例: | OK = baXCopy( "c:\data" , "d:\backup"
, "*.dat " , "IfNewer" , true ) |
ノート: | デフォルトでは、既存の読み込み専用ファイルは上書きしません。しかし"Always"オプションと" IfNewer" オプションに"+"を追加すると(例 "Always+" あるいは "IfNewer+")読み込み専用ファイルであっても上書きされます。 コピーされないファイルが一つでもあれば戻り値は0になりません。例えば、 baXCopy( "c:\data" , "d:\backup" , "*.*" , "IfNewer" ,false) と指定した場合、d:\backup内のファイルにc:\data内のファイルよりも新しいものがあれば戻り値は7(コピー先ファイルがコピー元ファイルより新しい)になります。d:\backup内にc:\data内のファイルよりも新しいものが1つも無い場合のみ戻り値が0になります。 パラメータFileSpecはDOSの標準的なワイルドカードのルールに従います。*はファイル名のあらゆる文字と一致することを意味します。 つまり*.*はすべてのファイルをコピーし、*.bmpはbmp拡張子を持つすべてのファイルをコピーします。T*.*はTという文字で始まるすべてのファイルをコピーします。 戻り値6(コピー先ファイルが存在している)はパラメータOverwriteに"IfNotExist"を指定した場合のみ返されます。 戻り値7(コピー先ファイルがコピー元ファイルより新しい )はパラメータOverwriteに"IfNewer"を指定した場合のみ返されます。その他の戻り値はすべてのOverwriteオプションに対して返されます。 "IfNewer"オプションは次のように機能します:2つのファイルが内部にバージョン番号を持つ場合は、その番号を利用して比較します。そうでない場合は2つのファイルの作成日時で比較します。 16bitバージョンではシステムファイルや隠しファイルはコピーされませんが、32bitバージョンでは可能です。新しいファイルはアーカイブ属性のついた読み取り専用ではないファイルになります。 |
関連項目: | baCopyFiles baCopyXFiles |