ReadRegBinary

概要: baReadRegBinaryはWindowsのレジストリからバイナリ値を取得します。

シンタックス: Result = baReadRegBinary( KeyName, ValueName, Default, Branch )

パラメータ: #string, #string, #string, #string
KeyName キーの名前。
ValueName 値の名前。
Default キーや値が存在しなかったときに返されるストリングを指定します。
Branch 操作するレジストリのメインキー。下記のいずれかになります。
 "HKEY_CLASSES_ROOT"
 "HKEY_CURRENT_USER"
 "HKEY_LOCAL_MACHINE"
 "HKEY_USERS"
 "HKEY_CURRENT_USER"
 "HKEY_DYN_DATA"

戻り値:

#list
KeyNameに保存されているバイナリ値の入ったリストを返します。サブキーや値が存在しない場合の戻り値はDefaultに設定したストリングのみを含むリストとなります。

例: data = baReadRegBinary( "Courses\Computers", "Data", "error, "HKEY_CLASSES_ROOT" )

ノート: 戻り値はバイナリ値の入ったリストです。例:

[ 23, 45, 68, 0, 3, 5, 0 ]

この値はレジストリ エディタで表示されるものとは異なります。レジストリ エディタでは16進数ですが、Xtraは同じ値を10進数で返します。キーが存在しないときはDefaultのストリングだけを含むリストを返します。例:

["error"]

レジストリの設定情報は各キーとサブキーで構成されています。Windowsのファイルシステムにおけるディレクトリとサブディレクトリの関係のようなものです。さらに32bitWindowsのレジストリには値があります。これはキーをディレクトリと想定した場合のファイルに相当するものと考えればよいでしょう。

関連項目: baReadRegString
baWriteRegString
baReadRegNumber
baWriteRegNumber
baWriteRegBinary
baReadRegMulti
baWriteRegMulti
baDeleteReg
baRegKeyList
baRegValueList