GetVolume

概要:

baGetVolumeはWAVEファイルとオーディオCDの現在の音量を取得します。

シンタックス: Result = baGetVolume( Device )

パラメータ: #string, #integer
Device 音量を取得するデバイス。以下のいずれかになります。
"master"  全体の音量を取得します
"wave"  WAVEとビデオファイルの音量を取得します
"cd"  オーディオCD再生の音量を取得します
"midi"  外部MIDIデバイスの音量を取得します
"synth"  内部FMシンセサイザの音量を取得します
"master mute"  全体のミュートの状態を取得します
"wave mute"  WAVEのミュートの状態を取得します
"cd mute"  CDのミュートの状態を取得します
"synth mute"  内蔵シンセサイザのミュートの状態を取得します

戻り値:

#integer
指定したデバイスの音量を返します。音量は0(無音)と100(最大レベル)の間になります。ミュートオプションに関しては、ミュートが有効の場合は1を、無効の場合は0を返します。
ファンクションがサポートされていない場合は-1を返します。

例: Volume = baGetVolume( "wave" )

ノート:

すべてのサウンドカードがこのファンクションをサポートしているわけではありません。サウンドカードによってはデバイスの一部のタイプのみをサポートしているものもあります。サポートしていない機能の場合は-1を返します。

このファンクションは最初に見つかったサウンドカードの音量を取得します。

全体のボリュームとミュートオプションについては、32bit環境でシステムにミキサーデバイスがインストールされている場合のみ利用可能です。

左右のチャンネルで異なるレベルが設定されていた場合は、2つの平均値を返します。

サウンドカードのなかには音量を正確に設定しないものがあります。例えばbaSetVolumeを使って音量を50に設定しても、当ファンクションで調べると48や49を返すものがあります。

関連項目: baSetVolume